2011年7月18日月曜日

訳書刊行のお知らせ


拙訳書が刊行されました。

ペドロ・デ・アルカンタラ著『実践アレクサンダー・テクニーク――自分を生かす技術――』(春秋社)です。今回は、多くの人に役立てていただけるような本かと自負しております。ぜひ、ご一読をいただければと思います。親しい友人の著作を翻訳できると言うことは、非常に稀で、楽な(いつでもメールで質問できる)ことでして、著者のペドロさんには感謝(原本に大幅な修正補筆をしていただきました)です。ペドロさんは現在弦楽器奏法についての著作に取り掛かっており、オックスフォード大学出版局から刊行予定です。また、処女作Indirect Proceduresの改訂版にも取り組んでいると言うことで、読者としては、息を切らしながら伴走していくことになりそうです。


前のトン・コープマン著『トン・コープマンのバロック音楽講義』(音楽之友社)はごく専門的な本ながら、すでに今年、刊行二年目にして第4刷(!)となり、大変好評いただいております。私たちHIP(歴史的な演奏法)を目指す演奏家がどんなことを考えているのか、読んで頂けると分かっていただけるのではないかと思います。

今年は、後もう一冊、できれば二冊訳書を出したいと思い、現在準備作業中です。一つは、音楽演奏スタイルについての非常に面白い本です。詳しくは後日お知らせします。


風間芳之

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