2011年7月18日月曜日

コンサートスケジュール更新のお知らせ

728

クラヴィコード・コンサート

プログラム:バッハの鍵盤作品から

場所:ポルトガル/リスボン


815

ラ・スフェラ・アルモニオーザ

パーセルの管弦楽曲とアリア

場所:オランダ/アムステルダム

コンセルトヘボー大ホール


92

ラ・スフェラ・アルモニオーザ

ユトレヒト古楽祭

場所:オランダ/ユトレヒト


116

新オランダ・アカデミー

バッハのチェンバロ協奏曲集

場所:オランダ/ハーグ

訳書刊行のお知らせ


拙訳書が刊行されました。

ペドロ・デ・アルカンタラ著『実践アレクサンダー・テクニーク――自分を生かす技術――』(春秋社)です。今回は、多くの人に役立てていただけるような本かと自負しております。ぜひ、ご一読をいただければと思います。親しい友人の著作を翻訳できると言うことは、非常に稀で、楽な(いつでもメールで質問できる)ことでして、著者のペドロさんには感謝(原本に大幅な修正補筆をしていただきました)です。ペドロさんは現在弦楽器奏法についての著作に取り掛かっており、オックスフォード大学出版局から刊行予定です。また、処女作Indirect Proceduresの改訂版にも取り組んでいると言うことで、読者としては、息を切らしながら伴走していくことになりそうです。


前のトン・コープマン著『トン・コープマンのバロック音楽講義』(音楽之友社)はごく専門的な本ながら、すでに今年、刊行二年目にして第4刷(!)となり、大変好評いただいております。私たちHIP(歴史的な演奏法)を目指す演奏家がどんなことを考えているのか、読んで頂けると分かっていただけるのではないかと思います。

今年は、後もう一冊、できれば二冊訳書を出したいと思い、現在準備作業中です。一つは、音楽演奏スタイルについての非常に面白い本です。詳しくは後日お知らせします。


風間芳之

チャリティーコンサートのお礼とご報告


チャリティーコンサートにお越しいただいたみなさまへ


このたびは、ジョシュ・チータムと風間芳之によるチャリティーコンサートのにお越しいただきまして、まことにありがとうございました。出演者並びに主催者一同、心よりお礼申し上げます。
バッハのガンバ・ソナタ全3曲は、バッハの室内楽作品の中でも最も“アット・ホーム”な、親密な音楽です。ジョシュとは何度もコンサートを重ねたレパートリーで、その中から2曲を長野で(=日本で)初めて演奏いたしました。
残念ながら、予約完売によりご来場をお断りせざるをえない状況となり、お越しいただけなかったみなさまには重ねてお詫び申し上げます。いずれ全3曲を入れたプログラムを、さらに磨きをかけた演奏(と、もう少し涼しい環境!)でお聞きいただける日が来ることを、演奏者ともども楽しみにしております。
最後になりますが、ご協力いただいたみなさまにお礼申し上げると同時に、震災で被害にあわれた地域の一刻も早い復興、原発の問題の解決を祈念して。


風間芳之


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皆様にご協力頂きましたコンサートの収益及び義援金は、
おかげさまで、合計16万3744円となりました。
この金額を日本赤十字社に寄付させて頂きました。
この場を借りて、ご報告とお礼申し上げます。

ムジカ・アンティカ長野

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